メンバーさんと山遊びしてきました。
もちろんコナツも参加です。
みんなに散々無駄遣いだと言われた、サウナテントをここぞとばかりに持っていきました。
みんなわかってないんです。銭湯のサウナなんて比じゃないぐらい気持ちいい。
だから川とサウナはセットなんです。
もっというとビールもセットなんです。
それを思い知らせる為に最高のサウナに仕上げていきます。
ストーブの周りに保熱用の石をくべます(ちなみにこの石も持参です笑)
そして薪をガンガン入れて、更に空気を入れて、温度を70°以上にあげていきます。
この時点で僕は汗だく。
温度がしっかり上がったところで、丁寧にメンバー様をご招待します。
そしてサウナーご存知のロウリュウをします。これで一気に熱気や湿度が上がり、汗も吹き出していくのです。
湿度がポイントで、乾いたあの苦しい感じもなく、心地よく汗をかくことができます。
先頭とは違い、どんどんハッカ水をストーブにかけます。
と同時にいろんなモヤモヤが汗と共に流れていくような感覚さえ感じます。
十分に汗をかいたところで、目の前の川にドボンです。
ここのキャンプ場は川遊びもできるので、飛び込むには最適な地形になってます。
低温で余計な水分を出された僕らは、この川でキュッと引き締められます。
なんか自分自身が神聖でおいしい食材になった気分です。
川から上がって石の上に横たわると、心拍数も下がり、全身の力が抜けていきます。そしてカラダの感覚は上がってきます。
風が心地よく感じ、気持ちは穏やかなんだけど、頭はシャキッとしている状態。
この状態がとてつもない安堵感。トトノッテマス。海上がりの気持ちよさを何倍にもした感じです。
その状態できゅうりの一本漬けとビールです。それはもう昇天です。
僕が終始ドヤ顔してたのは言わずもがなです。
トレーナー的トトノウとは
さてこの一件をトレーナー的見地から解説していきます。
まず自然はただ存在するだけではなく、私たちに様々な刺激を与えます。
遠くの山を見たり、足元の虫を見れば視覚が刺激されます。足元が覚束ない石を上を歩いたり、すれば前庭覚が刺激され、バランスをとろうとします。耳を澄ますと鳥の声や風の音も聞こえてくるでしょう。
このように自然という環境が私たちの感覚を刺激してくれるのです。
そしてサウナと川では皮膚感覚や温度感覚を更に刺激します。
このように自然は優しい刺激を、キャンプやサウナではより強い刺激を私たちの体性感覚に対して与えます。
この体制感覚をインプットとし、脳が情報を処理します。情報を整理し、カラダに適切な指令を出すこと事を感覚統合と言います。
端的にいうと刺激に対してカラダが正しく反応することです。
この感覚統合は自分をコントロールできているという自己所有感にもつながるのです。自己所有感では安堵感を生むことができます。
リモートのように自宅での生活では、刺激が少なくなり感覚統合がうまくいかないと、自分なのに自分ではなくどこかコントロールされている、あるいは漠然とした不安感につながるのです。
疲れた時自然を見にいきたくなると言いますが、そういった理由かも知れません。
2へ続く・・・